漆喰塗装

漆喰とは瓦や石材の接着、目地の充填、壁の上塗りなどに使われる建材です。漆喰の歴史は古く、約5000年前から世界中で使われてきました。漆喰は、消石灰・水・砂・海藻糊(かいそうのり 海藻を糊状にしたもの)で作られています。地方によっては、藁(わら)を入れる所もあるようです。国内で調達できる材料ばかりで作られています。漆喰は、防水性があり、燃えず、調湿機能に優れているという特徴があります。また、ホルムアルデヒドなど有害な物質を吸着分解してくれることが分かり、再び注目されている建材です。

伝統的な日本家屋や屋根工事に用いられている瓦は品質にもよりますが、瓦自体はほぼ劣化しません。 アクシデントで割れたり・欠けたりしない限り、何十年、何百年と持つのです。その安心感のためか、瓦を固定している漆喰はどうしても疎かに扱ってしまうようです。これでは、せっかくの瓦も台無しです。

地球環境の変動からか、ゲリラ豪雨などの災害の規模と頻度が多くなってきています。いつ発生するかも分かりませんし、防ぎようもありませんので、私たちは備えることしかできないのが現状です。長らく点検していない屋根は無防備そのものです。そのためにも、漆喰も含めた修理の検討が必要になるでしょう。

アレスシックイという塗料トップメーカーが開発した漆喰を塗料化した塗料があります。漆喰の主成分である消石灰も入っています。漆喰の持つ調湿機能を維持しつつ、高度な左官技術を必要とせず、塗料のように刷毛とローラーで塗ることが出来るのが、アレスシックイという漆喰です。新しい漆喰の開発により、用途も広がっています。